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繁盛する店と閉店する店の違い

 
◎繁盛する店と閉店する店の違い

2020年に発生した「新型コロナウイルス」の影響で予約落ち込みが続き、残念ながら閉店に追い込まれたマッサージ店も多くありました。資本主義の世の中ですから、必要とされない店やサービスが淘汰されるのは当然のことです。コロナが試練になったことは確かですが、いつの時代も繁盛する店と閉店に追い込まれる店があります。コロナがあったからつぶれたわけではないのだと思います。

マッサージセラピストが独立開業を果たす時に重要なことは、経営者としての意識を持っているかどうかに寄ります。お出迎えをして、カウンセリングをして、施術をして、おもてなしをして・・・もちろん、こうした作業は必要なことです。しかし、経営となると、これが必要十分条件ではなくなるということになります。現場作業と経営とは異なるものであると言えるでしょう。

仕事と作業は異なる概念です。仕事とは、「ひとつひとつの作業の積み重ねによって、目標に向かって結果を出すこと」です。お客様に満足していただくには、求められた目的に応じて結果を出さなければなりません。創意工夫しながら目的意識をもって作業を進める必要があります。同じ作業をただ繰り返しているだけでは、仕事の目的はいつしか意識から遠く離れていきます。ひとつひとつの作業に疑問を持ち、常に改善していく気持ちで向かう必要があります。そうすることで、仕事の質は向上し、クライアントからの信頼を得られるようになります。クライアントに喜んでもらわなければ、クライアントは繰り返しお越しになることはありません。自分が頑張って作業をこなすことに夢中になるのではなく、ひとりひとりのクライアントに喜んでもらえたかどうかという基準で仕事に向かわなければなりません。

また、経営者は集客に関しても考えなければなりません。まずは知っていただくことから始めなければなりません。例えば、どんなにおいしいラーメンが作れたとしても、看板を出さなければお客さんが来ることはありません。それと同じで、どんなに上手なマッサージができたとしても、まずは知ってもらわなければ何にも始まりません。現代は、ひとりひとりが情報発信できる時代です。ネット上には、SNS、WEBページ、動画サイト、ポータルサイト等が溢れています。無料で利用できるサービスもたくさん転がっていますから、使えるものは使ったほうが得策でしょう。一昔前には、電話帳広告、新聞折り込みチラシ、雑誌広告が主流でしたが、現代はデジタルデータを如何に上手に露出させるかがポイントになっています。ただ、あまりにもたくさんの情報が氾濫していますから、他との差別化できるポイントを明確に打ち出していかなければ効果を発揮することはできません。

店舗を持っていても、持っていなくても、セラピストでフリーランスを始めれば起業家のはしくれです。誰も生まれつき経営者出会った人はいません。どこかのタイミングで気合を入れて努力をしたからこそ経営者として育っていった人しかいません。ですから、よちよちレベルの経営者もいれば、ベテラン経営者もいます。実際にスタートさせながら経営者としての感性を磨いていくものです。幸いなことに、マッサージセラピストで経営をスタートするなら、他の業種と比較して、低コストで始めることができます。スキルさえあれば、あとは宣伝するだけです。まずは無料で宣伝してみましょう。場所がなければTTMAスペースをぜひご利用ください。

※こんなサイトを見つけましたので、ご紹介しておきます。
開店閉店ドットコム
https://kaiten-heiten.com/category/beauty-health/massage/

 
 
 
 
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